映画「ゼロ・グラビティ」− 3Dで観るべきと初めて思った2013年ベスト映画

; 公開日: : 最終更新日:2013/12/23 [ days ,

映画「ゼロ・グラビティ」− 3Dで観るべきと初めて思った2013年ベスト映画

こんなに複雑な感情に満たされるヒューマン・サスペンス映画は滅多にない。宇宙・地球の美しさと、無重力空間の生死をかけた緊迫感が相まって息をのむ&息がつまる体験だった。周りの口コミで評価が高いのも今ならわかる。

3Dで観るべき、と感じた初めての映画

製作費1億ドルかけてつくられたゼロ・グラビティは、前半はサンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーだが、中盤からほぼサンドラ・ブロックひとりという出演者が非常に少ない作品だが、VFXと3D技術でつくられた映像が観ている人を引き込む”体験型”映画だ。

3D映画は個人的にはそんなに好きでもなかったが、ゼロ・グラビティは違う。奥行きのある映像が自分がまるで宇宙遊泳し、映像の中のサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニーと隣り合わせになったかのように錯覚する臨場感がそこにはあった。

近距離で奥行きのあるリアリティ、遠距離の宇宙空間を3Dが見事に表現しており、その場の心理表現が空気感として伝わってくるかのようだっった。危機せまる恐怖が3Dだからこそ感じ取れます。

今までこんな映画はなかったように思えます。
立体感をもたせようとした擬似的な3D表現ばかりで驚きも感動も今までの3D映画にはありませんでしたが、ゼロ・グラビティは”距離感”をつかませて”現実感”を生み出した3Dと言えそうだ。

心臓が縮むと思う程の現実感とひしひしと生を感じさせる緊迫感

冒頭の長回しから、すぐに宇宙空間に引き込まれた。いつもなら客観視してしまう映画もゼロ・グラビティはライアン・ストーンの緊張や恐怖、絶望、孤独が肌感覚で伝わるような常にそばに居て手に汗を握る思いになってました。

地球と宇宙の美しさが迫り来る感情と対比される。
宇宙に行ってみたいという気持ちと無重力空間の怖さの相反する2つの感情をかかえながらも進むにつれて怖さが染み渡っていく。

それが”生きる”ということをより認識させている。

”呼吸”を意識した生死

想定外に突然迫るトラブルで冷静さを失い、酸素の消費量が増える。無重力で酸素を失う恐怖が負のスパイラルで混乱を極める。

ベテラン宇宙飛行士のマット・コワルスキーが一分一秒を争う緊張感の中、対処していくが絶望的な状況となり、ライアン・ストーンに「必ず生きて生還すると誓え」と言い残し、残り少ない酸素で宇宙を漂流する死を迎えた。
ライアン・ストーンは無重力空間でさらに一人追い込まれ絶望と悲しみにさいなまれ、一度は死のうとするが「あきらめない」「もう逃げない」と言う。

限界状態から細く薄いひとすじの光に活路を見出し死に物狂いで極限状況下を駆け抜ける姿は人間の”生”を感じさせる。

ライアン・ストーンが最後まで失われていく酸素と闘う中、自分も呼吸ができないと思う程、息をのみ、息を止めていたことに後で気付く。

宇宙の無重力空間を体験せよ

イメージはYoutubeの動画でもつかめるかもしれないが、映像を見ている感覚のままだ。映画館で大画面の3Dを観ると、それが”体感”に変わる映画です。私が2013年観た映画の中ではベストでした。上映中にしか味わえない感覚と思うと、もう一度観に行きたい稀な映画ですね。

映画館の感覚と違うものの観る前の参考にYoutubeの動画をどうぞご覧下さい。日本のYoutubeにアップされた動画はダメダメだったので、本国の動画をピックアップしました。

まとめ

  1. IMAX3Dで観た方がいい!
  2. 今年最後にして最高の映画となるでしょう。
  3. ”生きる”ということを感じさせる

作品データ

タイトル:ゼロ・グラビティ(原題:Gravity)
国内公開日:2013年12月13日
配給:ワーナー・ブラザーズ
上映時間:91分
監督・脚本:アルフォンソ・キュアロン
監督の代表作:『トゥモロー・ワールド』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『天国の口、終りの楽園。』『リトル・プリンセス』
出演:サンドラ・ブロック(ライアン・ストーン) / ジョージ・クルーニー(マット・コワルスキー)
URL:http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/


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