センスがいい人っていますよね。どうしてこの人はこんなに目がいいのだろうと思ってしまう人。生まれ持ったセンスなのだろうかと自分との差に理由を見つけようと考えてしまう。
センスを磨くのは、なかなかむつかしい。
先天的なセンスもあるけれど、後天的に伸ばせることもある。細やかな感覚を身に付けるためには、相応のインプットとアウトプットを繰り返していく必要があるかもしれない。
先日、あるアパレルブランドでブランドマネージャーをしている女性と一緒に買い物していたら、おっ!これいいな!と思う服を彼女が手に取ることが続いていた。
いいセンスをもつ人だ。
アパレルのブランドマネージャーなのだから当然と言えば当然のことかもしれないけど。
自分が彼女と同等のセンスを身に付けるのは至難の技。そのセンスがあるならプロとして仕事してるでしょうね。ファッションセンスは自分にあるとは思えない。
では、どうしたらいいセンスを身に付けられるだろうか?
一歩でも近づけられるだろうか?
いいセンスをもつヒント
一緒に買い物をしていたのは、センスを身に付けるという意味では大切なことだった。だれかと一緒にぶらぶら歩いて何かを経験することは、その人のセンスを近くで感じ取れる良い機会でもある。
体験は最高のインプット。
目に見えないセンスだから。
センスのいい人は"直感"と"判断力"に優れている。
直感は説明しにくいから一緒に体験することで、ほんの少しエッセンスを吸収できる。判断力はどう考えて選択するかの判断基準を見聞きして得られる。
ぶらぶら歩くのも大事な気がしている。
歩くことは頭を自由にしてくれて、いろんなことを吸収する良い状態にしてくれる。歩いていると色んなものに出会って五感をフルに使う機会にもなるね。
自分より優れた感性をもっている人と会う機会に恵まれたときには、歩きながら相手をよく見てよく話してみよう。
- 何をみて、何を手に取るか?
- それのどこが良かったか?
- どう感じたか?
- どう考えながら見ているか?
- バラバラのものをどう組み合わせるか?
得たエッセンスを反復して使うことも大事。
何かをする時、選ぶ時にこの人だったらどう考えるだろう?と考えてみるといい。別の人になってみて考えるというのは物事を多面的に見たり客観的に見たりすることにもつながる。そういう思考の反復がセンスの経験値を少しずつ積んでいくのかもね。
まとめ
- 自分と違う人と意識的に会う。特に感性に優れている人と。
- その人が得意なテーマを一緒に体験する。教えてもらう。その人と違うテーマで意見交換するのも面白い。
- 得たエッセンスを繰り返し使ってみる。
自由に感性を刺激することがいいセンスをもつ近道かもしれない。
私も道半ばなのでうまく言葉に落とせていないけど、センスは磨けるはず。
楽しんで。ではではー。