マーケティング

池袋で1番癒される小料理屋

投稿日:2009年10月15日 更新日:

池袋駅東口から歩いて10分ほど。
池袋に遊びに来る程度の人には知る由もない場所。

席数は12、3席ほど(うる覚え)と少ない。

お酒の種類も、ビールのほかは焼酎や日本酒が数種類と少ない。


チェーン店やそこらへんの居酒屋には絶対できない価値がある。
だから、通う。


花惣菜すずき


入り口を開けると、おばちゃんが優しく、「あらぁ、ひさしぶりねぇ」と声をかけてくれる。
「おばちゃんに会いにきたよ」と返す。


「ごはんでいいかい?」とおばちゃん。
「ごはんがいい!」と応える。
「来るなら電話してよねぇ、ごはん炊いとくのにね」

「魚かい?」
「もちろん、魚以外にも適当に見繕って」
「いっぱい食べていきなさい」


おばちゃんの受け答えが、ホッとさせてくれる。
場の雰囲気が馴染む。

「ごはんが炊けるまで少し時間かかるからね、ビールでも飲むかい?」
「いただきます」

格別にうまいビール。他店で出すビールと中身は変わらないのにね。

つまみに出てくるのは、おばちゃんのお惣菜。
オカンの味。
出汁がきいてて、薄味で深い味。
口の中でほぐれていくホッケはやわらかくて、それだけで幸せ。

炊き上がったごはんと、同時に出してくれた味噌汁、漬け物。
これだけで2、3杯食べれちゃう。

食べる幸せをしっかり感じさせてくれるお店は、池袋ではすずきだけ。


支払った金額の10倍は価値を感じる。
価格以上の価値を提供できる商品、サービス、企業があまりにも少ない。


マーケティングでとても重要なことの1つ。


それを体現するのが、いかに難しいことなのか。
シンプルなのに、できない。
だからこそ価値があるのかもしれない。


すずきのようにソフトな独自資源を持っていると、他店にマネされず競争の外に出られる。ソフトな独自資源は、育てるのに時間がかかる。余計にマネできない。


短期から中期はハードな独自資源を得る、価格戦略など、実行がしやすいことでも効いてくる。でも長期では、何をソフトな独自資源として育てていくか、とても重要です。


すずきを訪れてみてください。


【花惣菜 すずき】

http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13049175/

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