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Facebookユーザーと無料で通話できるVonageとソーシャルグラフの世界

投稿日:2011年4月25日 更新日:

一時期アプリをお互いにインストールしていれば無料で通話できるViberが注目されていました(今も?)。スカイプはスカイプIDをお互いに知っているのが前提となりますが、ViberはiPhoneの電話帳と同期するため電話帳に登録されている人かつアプリをインストールしている人をViberの電話帳で知ることができます。
要はID登録する必要はない&Viberの登録状況を自動で知ることができるのです。
Viberをインストールした時には、Viberを登録している電話帳内の友人にプッシュ通知がされるので友人が知らなかったということもなさそうです。

普及すれば電話は無料というのが当たり前になるかもしれませんね。


先日、生け花を習いに行った日にたまたまViberの話題になり、Viberをインストールしていない人とは無料で通話できないよねって話がありました。その時にFacebookの友達と無料で通話できるアプリを教えていただきました。

調べてみると、他にもソーシャルグラフを活用した似たような無料通話のVoIPアプリもありました。

Facebookユーザーと無料通話ができるVonage

http://www.vonagemobile.com/
Vonage Mobile Application for Facebook

教えていただいたのはVonageというiPhone/Androidアプリでした。VonageはFacebookと連携してFacebookの友達をアプリ上に取り込みます。

コンタクト画面ではVonageを登録している友達が上位に表示されていて、その友達とはタッチひとつで無料通話ができます。
コンタクト画面のユーザー名の右側にある矢印マークをタッチすれば、「Call Free」と「Chat」が並んだ画面に移動し、Facebookチャットを始めることもできます。ユーザー名の左隣にあるFacebookアイコンが青い場合はそのユーザーがFacebookにログインしている状態で、灰色の場合はFacebookにログインしていない状態を表示しているのでチャットをする場合はログイン状態を確認して行えば良さそうですね。

Facebookにログインしているかどうかに関わらず、Vonageをインストールされていればいつでも相手に電話をかけられます。

(Facebookで友人だけでなく知らない人まで承認されている方は使いづらいかも。バーチャルなソーシャルグラフを構築している場合に通話できるのは反対されることも多分にありそうね。Vonageを利用しているかどうかの表示を人別に指定し制限できればいいんですけどね)

iPhoneアプリ

Vonage Mobile for Facebook

Androidアプリ

Vonage Mobile App for Facebook

Facebookチャットから無料通話ができるBobsled

http://www.letsbobsled.com/
Bobsled By T-Mobile

Bobsled(ボブスレー)もFacebookの友達と無料通話ができるのですが、Bobsledは今のところiPhoneアプリではなく、PC/Macのクライアントアプリでアプローチも少しVonageと違います。

Bobsledの特徴はPCにインストールすると、Facebookチャット上に通話アイコンが表示されクリックひとつでFacebookの友人と無料で通話できるになりWeb上から通話を始めることができるところがVonageとは違いますね。
また、ボイスメッセージも残せるようですね。

Bobsledのサイトを見ると、iPhone/AndroidもComing Soonとなっているのでアプリのリリースが楽しみですね。

もう一点、注目したい点が提供会社T-Mobileです。
T-Mobileは携帯キャリアで加入者ベースで世界第6位、通話国数では世界第3位だそうです(Wikipediaより)。
最近では2011年3月20日に米国において第1位のAT&TがT-Mobile USAを買収することで合意したと発表されました。
このように大規模なキャリアが無料通話のサービスを始めている点は変化を感じます。

実はスカイプでもFacebook連携が始まっていた

http://blogs.skype.com/en/assets_c/2011/04/SH_Feed_transparent_call-18941.html

Windowsのスカイプで、Facebookのタブを表示できるアップデートがスカイプ公式ブログで2011年4月19日に発表されていました。

主な機能は
・Facebookの友人の投稿を見る、コメントする、いいね!をできる
・Facebookプレイスのチェックインを見れる
・Facebookの友人に対して携帯または固定電話に電話することができる
・お互いにFacebookタブを利用している場合はスカイプ同士で無料通話できる
らしいです。

スカイプのアプリケーション上にタブを追加するため、スカイプを利用かつFacebookを利用しフレンドになっている事が条件となる。そのため、上記のVonageやBobsledとは似ているようで全く違い、スカイプの利用を拡大するアプローチはVonageやBobsledとは設計思想が違う。

電話帳というソーシャルグラフから

ソーシャルグラフというと、ここ最近のキーワードのように聞こえるが、携帯の電話帳はソーシャルグラフと言えるんじゃないだろうか。ソーシャルグラフを「人と人とのつながり」や人間関係と捉えると、電話帳もソーシャルグラフに含まれるものでしょう。

携帯の電話帳は、知人・友人の電話番号やメールアドレスを知り登録して初めて構築される。今回ご紹介したVonageやBobsledは違う。Facebookを通じて構築されたソーシャルグラフを取り込んで通話を可能にしました。携帯の電話帳は範囲が限定的でまたデバイスの中に置かれるものでした。Facebookによってソーシャルグラフをクラウドからデバイスへ取り込む世界へ。

Facebookフォンが今後発売されたら、この流れは進むんじゃないだろうか。
しかも無料で通話ができる。
モバイルデバイスにおける「通話」の位置づけの変化。
スカイプの立ち位置も揺らぎ始めている。

Facebookフォンへの融合

Facebookのソーシャルグラフには属性データもあるし、Facebookは「人と人のつながり」だけではない。「人とモノのつながり」「人とコンテンツのつながり」などソーシャルグラフの範囲が広い。Facebookとその他のサービスとのつながりもある。

これらのソーシャルグラフがFacebookフォンにどのように融合されていくか考えると想像が膨らみますね。

(追記:2011/05/12)国内発 Reengoがリリース!

Reengo
面白法人カヤックからVonageと同様のアプリ「Reengo」がリリースされました。
早速ダウンロードして触ってみたところ、VonageのFacebookチャットがない通話のみバージョンのような感じ。これからアップデートでどのように展開していくか楽しみですね。

Vonageと何が違うのか?という疑問が当然でてくるでしょうが、機能面よりも「国内」からリリースされたことに意味があるんじゃないでしょうか。VoIPアプリは相手がいないことには始まらなく、Vonageなど海外サービスの場合はどうしても国内での普及に二の足を踏みがちになる。その点、Reengoは国産アプリで、かつ認知度もあるカヤックからリリースされたのは、初速が海外サービスよりもあるんじゃないかと思いました。先程Reengoを立ち上げてみたところ、やはりVonageよりも多くの人がダウンロードして試しているのが連絡帳の数でわかりました。

カヤックは海外まで視野にいれているようですけどね。
とりあえずは国内でVoIPアプリは普及していくのだろうか?に興味がある。Facebookを利用しても細かい設定ができないと難しいと思う課題がいくつかあるよね。カヤックがどこまで本腰入れてReengoを開発していくのか要注目かな。

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