フォーカスエイド機能がEOS Mになくてカールツァイスがフルマニュアルだ
EOS Mにフォーカスエイド機能がないことにカールツァイスの単焦点レンズを試したときに気付きました。これはマニュアルレンズやマニュアルでピントを合わせる時に不便だ。
フォーカスエイドとは
通常、オートフォーカス(AF)だとシャッターボタンを半押しにするとピントを自動で合わせてくれて、ピピッと鳴ったり、赤色に光ったりします。
MFでピントを合わせる場合に、シャッターボタンを半押しにしてマニュアルでピントを合わせようとしていると、オートフォーカスのようにピントが合ったところでピピッと音で知らせたり赤色の光で知らせてくれる機能がフォーカスエイドです。
フォーカスエイド機能がないEOS M
そのフォーカスエイドがEOS Mには実装されていないようです。そのため、マニュアルでフォーカス合わせる場合には、ライブビューで目視で合わせる必要があります。
きっとミラーレス一眼のEOS MはマニュアルレンズやMFで本格的に撮る人よりAFで手軽にパシャパシャ撮る人や撮り方がメインターゲットにされているのでしょう。
私が購入したカールツァイスのようにマニュアルレンズを購入検討している方は、フォーカスエイドがないことを前提に考えましょう。
EOS MでMFでピントを合わせる時は、ライブビューの右下にある拡大ボタンをタッチして被写体にフォーカスを調整するとピッタリ合わせられます。
割りきってマニュアルフォーカスを楽しむ
MFは慣れないと難しいですが、慣れてしまえばそんなに苦労しません。自分で思うままにフォーカスを合わせるのはAFの一律的なフォーカスより面白い画が撮れることも多くなるでしょうね。
EOS MはAF速度が若干遅いことがデメリットでしたが、マニュアルレンズだとそれすら気にすることがないというメリットに転換されるというポジティブな見方もできます。EOS M2でAF速度が上がったようですがどうなのでしょうね。
個人的にはフォーカスエイドがなくても、自分でピント合わせるのは少し時間がかかるし、動きのある被写体には向かないもののフォーカスを調整しながら撮るのはたのしく、納得のいく画をおさめられるのはAF頼りの時より撮影の幅が広くなった気がする。カールツァイスを存分に使ってる感もありフォーカスエイドがなくても良かったと今は思っている。
エブリタイム・マニュアルフォーカス。