池袋で1番癒される小料理屋

マーケティング

池袋駅東口から歩いて10分ほど。
池袋に遊びに来る程度の人には知る由もない場所。

席数は12、3席ほど(うる覚え)と少ない。

お酒の種類も、ビールのほかは焼酎や日本酒が数種類と少ない。


チェーン店やそこらへんの居酒屋には絶対できない価値がある。
だから、通う。


花惣菜すずき


入り口を開けると、おばちゃんが優しく、「あらぁ、ひさしぶりねぇ」と声をかけてくれる。
「おばちゃんに会いにきたよ」と返す。


「ごはんでいいかい?」とおばちゃん。
「ごはんがいい!」と応える。
「来るなら電話してよねぇ、ごはん炊いとくのにね」

「魚かい?」
「もちろん、魚以外にも適当に見繕って」
「いっぱい食べていきなさい」


おばちゃんの受け答えが、ホッとさせてくれる。
場の雰囲気が馴染む。

「ごはんが炊けるまで少し時間かかるからね、ビールでも飲むかい?」
「いただきます」

格別にうまいビール。他店で出すビールと中身は変わらないのにね。

つまみに出てくるのは、おばちゃんのお惣菜。
オカンの味。
出汁がきいてて、薄味で深い味。
口の中でほぐれていくホッケはやわらかくて、それだけで幸せ。

炊き上がったごはんと、同時に出してくれた味噌汁、漬け物。
これだけで2、3杯食べれちゃう。

食べる幸せをしっかり感じさせてくれるお店は、池袋ではすずきだけ。


支払った金額の10倍は価値を感じる。
価格以上の価値を提供できる商品、サービス、企業があまりにも少ない。


マーケティングでとても重要なことの1つ。


それを体現するのが、いかに難しいことなのか。
シンプルなのに、できない。
だからこそ価値があるのかもしれない。


すずきのようにソフトな独自資源を持っていると、他店にマネされず競争の外に出られる。ソフトな独自資源は、育てるのに時間がかかる。余計にマネできない。


短期から中期はハードな独自資源を得る、価格戦略など、実行がしやすいことでも効いてくる。でも長期では、何をソフトな独自資源として育てていくか、とても重要です。


すずきを訪れてみてください。


【花惣菜 すずき】

http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13049175/